JMBのTB企画、今回は「Your Precious Motown」ということで。
グレイテスト・ヒッツ
スモーキー・ロビンソン ミラクルズ
僕にとってミスター・モータウンといえばマーヴィンでもスティーヴィーでもなく、スモーキーロビンソンなんですよね。
スモーキーロビンソンの声ってなんか独特でしょう。
ファルセットの、なんかちょっと気持ち悪いような声。でもなんかはまっちゃうんだよな。
もちろんソングライターとしても超一流。英語のわからない自分にはちゃんと理解してるとはいえないけど、作詞家としては特に素晴らしいらしい。
「tracks of my tears」もまあ、フラレ男のかなり情けない感じの唄なんだけど巧みなライムで詩情を盛り上げていくテクニックはさすがなかんじですね。
昔「プラトーン」っていう映画ありましたよね。あの映画のワンシーンで部隊のみんながこの歌を聞きながら号泣するっていう場面があったと思うんですけど、こういう甘甘のポップソングで本気で泣いちゃうというあたりがよかったんだな。
スモーキーは本当に一貫してこういうラブソング、益体もないPOPソング、ザ・モータウンな曲を書き続け、歌い続けていて、しかもどの曲も素晴らしい。ソロになってからの80~90年代の曲とかもすごく好きです。
あと、もう一枚。
ぐっと若返ってエリカ・バドゥ。この人も実はモータウンなんですよね。
Mama's Gun
Erykah Badu
「ブルースブラザース2001」の南部の歌姫(というより魔女?)役が印象深いのですが、やはり、伝統的なソウルミュージックの継承者という感じがしますね。もちろんコンテンポラリーな魅力もたっぷりなんですけど。ソウルもJAZZもHIP・HOPもブラックミュージックの美味しいエッセンスがたっぷり詰った感じ。
ところで、だいぶ前に小沢健二がモータウンとコンポーザーとして契約したってうわさありませんでしたか?まあ、ガセネタだったんだろうけどね。
なるべく早くに「永遠のモータウン」、観にいくつもりです。